有限会社藤田農園 ロックウールtomato栽培レポート
トマト
弊社の周年栽培トマト
播種 定植 最初のホルモン処理 出荷開始日
①1月上旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬
②2月中旬 3月下旬 4月上旬 5月中旬
③3月下旬 5月上旬 5月上旬 6月中旬
④4月下旬 6月上旬 6月中旬 7月下旬
⑤6月中旬 7月中旬 7月下旬 8月下旬
⑥7月中旬 8月中旬 8月下旬 10月上旬
⑦8月中旬 9月中旬 9月下旬 11月中旬
⑧9月下旬 10月下旬 11月中旬 1月中旬
⑨10月下旬 12月上旬 12月下旬 3月上旬
⑩12月中旬 1月下旬 2月中旬 4月中旬
弊社では1987年に叶ス和のロックウール栽培システムを導入してから随時土耕栽培から水耕栽培へ移行し、1994年には温室、パイプハウスすべてをロックウール栽培に切り替えました。又、2004年には3連棟パイプハウスを建設すると誠和の樽栽培システムを導入しました。
育苗は叶ス和式楽苗ロックウールと楽苗土耕を用いて省力化しています。
作型は温室、パイプハウスを5ブロックに分けて順次種まきをしていきます。1ブロックには年間7〜10段栽培を2回行います。これで上記のようなパターンで年間10作を行なっています。これにより365日の出荷が可能になり、年間を通して、レストランや直売所、農園での直売が可能になりました。少量他品目栽培ではなく、トマト専業農家で食べていくために日々努力している農家です。(トマトといっても大玉、中玉、ミニ、マイクロに加熱調理用に黄色や黒色といろんなトマトがあります)
叶ス和の樽栽培システムで新規就農者を支援
新規就農希望者が増えてきているようです。農業といっても稲作、キャベツ、白菜、大根などの重量野菜から小松菜やほうれん、草菊菜などの軟弱野菜や果樹などあります。他産業からの新規就農では機械代や借りられる農地のことを考えると土地利用型農業は無理でしょう。
手っ取り早くは簡易ハウスでの軟弱野菜栽培、もう少し上を狙って小規模面積でも売り上げ金額が多い果菜類かイチゴが有望か、と思われます。果菜類の中でもミニトマトかミディトマトを椰子柄培地で作る叶ス和の樽栽培システムかイチゴだったら同じく誠和のいちごステ ーションをお勧めします、少量他品目栽培技術を取得し独立するよりマニュアル化された栽培方法があるのでこちらのほうが有利だと思いますよ。
誠和樽栽培システムとは、
樽は、土耕感覚のトマト栽培システムです。タイマー制御で安定的に散水できます。また、4株ごとに根域が制限されており、水管理を任意に変更することで高品質・高糖度の果実を生産することができます。
土づくりが必要ありません。また、土壌病害を持ち込まない限り、土壌消毒を必要とせず、連作も可能です。土壌病害回避のための接ぎ木も必要ありません。万が一土壌病害が発生しても、樽ごとに培地が独立しているため、異常が見られた樽の培地のみを交換することで問題解消されます。
基肥としてコーティング肥料を用いており、土耕感覚で栽培ができます。肥料が不足してきた場合は、液肥や追肥用の肥効調節型肥料を用い、長期栽培を行うことも可能です。
施工マニュアルに従えば、専門技術がなくても施工が完了できますので、高精度なレベル出しも必要ありません。
樽ごとに独立した隔離栽培であり、培地の水分が少なければ軽量なため、移動が容易に行えます。そのため、栽培期間中だけハウス内に樽を設置し、他の期間は片付けておくことができます。これを利用し、水稲育苗用ハウスで水稲育苗の後作にも使用することができます。
誠和いちごステーションとは、
植え付け本数を伸ばすことができるイチゴ栽培システムです。
単位面積当りの収量を伸ばすために、人が入って作業しないときに通路のスペースを有効活用しています。
通路を栽培スペースとして活用する際は、ベッドは水平方向に同じ高さにできるため、全ての株に均一な太陽光線を当てながら栽培することが可能です。
肥培管理については、培地は粉砕した杉の皮を採用しました。
肥料は、コーティング肥料です。 定植作業が終わったら培地上にコーティング肥料を撒き、後は自動的に灌水するのみです。
パイプハウスにも設置することが可能です。
以上が誠和のホームページからの引用文でした。 では具体的に言いますとミニトマト10a当たりの粗収入は熊本県では夏秋栽培で200万円、長野県では224万円(農林省統計)です。
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作型から1月上旬播種2月中旬定植 4月下旬から収穫開始 品種 主に麗容と桃あきなを播種しています。 育苗 |