主茎3側枝4段採り栽培
主茎3段側枝4段採り栽培の長所
1段目の着色が一本仕立てより速く、4〜5段目に空洞果が出ません
種まき〜育苗
叶ス和様の育苗管理マニュアルを基に私流に変えた育苗方法です。
種桃太郎はるかの種です。
Point.
播種するまでに、種を24時間水に浸け、
その種を湿った布で包み24時間25-30度で
催芽処理します。


播種箱バーミュキライトの細粒を入れます。
Point.
播種箱はケミクロンGかイチバンで消毒しておく。


溝切り軽く散水した後一センチの深さに溝を切る。
Point.
溝の浅すぎは「皮かむり」になる。

覆土溝に種を落とした後、バーミュキライトか砂で
覆土しジョウロで清水を十分に灌水します。
乾燥は「皮かむり」になる。
発芽まで新聞紙を被せる。
Point.
灌水量が多いと発芽不良(酸素不足)

発芽20-30度で管理すると3日で芽が出てきます。
催芽処理し生育差を無くす。
Point.
発芽中は養液水を与えない、
乾き過ぎの時は清水のみ。


鉢上げ子葉が10mmで、ロックファイバーポットに
鉢上げします。
Point.
本葉が覗く前に移植、早く鉢上げするほど
良く伸長します。





楽苗パレット養液のECは夏0.7-0.9、春秋、
1.0-1.2、冬1.3程度です。
Point.
ポット酸処理はpH 下降用調整剤ダウンで
pH4.5-5.5に下げた養液を給液。

育苗楽苗育苗での給液は夏3-5日、
冬では7-10日間隔です。
Point.
徒長しないように葉面散布剤を使う(デカエース1号500倍、ヨーゲンリッチ300倍)、成長点を撫でる。徒長が納まらない場合は、楽苗補給液を貯水槽に入れる。
Point. 参考

育苗楽苗は若苗定植が基本なので
定植時期には気を付ける。
Point.
ペンタキープVの葉面散布で根量を増やす。
 
 
主茎で3段着果、3段目果房の上の葉を2枚でピンチする。
3段目果房直下の脇芽を伸ばしこの脇芽で4段から7段目を着果させて上の葉を2枚でピンチする。
主茎で3段着果、3段目果房の上の葉を2枚でピンチする。
 
定植〜収穫前
叶ス和様の栽培管理マニュアルを基に私流に変えた栽培方法です。

定植湛液のECは
夏0.7-0.9、 春秋1.0-1.2、冬1.3です。
Point.
定植苗は前日に給液する。


1


定植1週間後定植1週間後。
Point.
ポット手掛け給液給液は最低1週間は続ける。
2段目着果までは肥やさない。
3





3段目ピンチ前2段目着果後はECを早めに上げ、
脇芽の生育を充実させる。
Point.
3段目直下の脇芽がひ弱い場合は早めにヨーゲンやサンピ833を成長点に集中散布。
3





3段目ピンチ後主茎の3段花房の上、
葉を1〜2枚残してピンチします。
3段目花房下の脇芽を伸ばしていきます。
Point.
冬場、葉の枚数が多いと思った場合は4段目下の葉を2〜3枚取り除く。